正月行事 「どんどや」

17 1月

 

 子供の頃途絶えていた「どんどや」が復活して10余年となろう・・・、昭和30年代からの高度経済成長に伴い地方の青年・壮年が都会に流出した。結果、農村では「三ちゃん農業」と呼ばれる爺ちゃん・婆ちゃん・母ちゃんによる農業経営が主流となる。村では働き盛りの男手がすっかり減ってしまい年中行事をやるにも支障が生じた。やがて簡素化・合理化・小規模化により村の行事は衰退していったのである。村の年中行事・冠婚葬祭は村人総出の大切な互助とコミュニケーションの場であった。農作業の機械化、化学肥料・農薬による省力化も少なく人手に頼るしか無かった時代、現金収入も見込めない時代は「互助」「協調」が何よりも大事であった!村共同体を支え、村に生かされ、生きていくために子供の時からその「仕組み」と「規則」を教え込まれた。男15(歳)で一人前!「公役入り」と言って親父が御樽を差し出し息子を村人に紹介する儀式があった。(正月初公役での儀式である。今は見ない!これも時代の流れか?少子化か?)  村行事への参加が共同体からの教育を受けることであり、子供達の社会性を育んだ。「自分さえ良ければという生き方は通用しない!」という価値観が子供の心に醸成されていったのである。当時はみんな貧しく寒さに震えていた!しかし、心はホットだった。心の結びつきが濃厚だった!今日、便利で人の手を頼らなくても生きていける時代となったが、みんな物足りなさを感じ心は隙間風に震えているようだ?  以前から定年退職後、田舎の古民家を買い取りリフォームして老夫婦が移り住むブームが有った、最近は30代半ばの若夫婦が子供を連れ辺ぴな田舎に転居するケースを良く聞く、町まで買い物行くのに車で30分~1時間を要する田舎である。これは老夫婦の場合とは違う!  つい最近まで世界の経済を牽引してきた日本であるが、どうやら本気で 生き方、日常、仕事、家族、他者とのかかわり方など「価値ある人生」のために人々が足元から再考を始めたようだ?家族を守るため仕事最優先であったのが有意義な人生のために家族との時間・生活圏のコミュニティーを大切にしよう!と考え方がかわってきた? どんなに便利な時代になっても人は孤立し一人では生きて行けないように、家族(社会の最小単位である)も己の生活圏のコミュニティーに参画して人生を謳歌できるのだから!gonn                                                          

今年の「どんどや」にしても男手が20人は必要である。朝は8時から孟宗竹の切り出し、やぐら組みと午前中に済ませ正午に火入れである。昔と比べればやぐらも小さくなったが、それでもなかなか大変である! 今は どんどや の炎にはしゃぐ子供の声はほとんど聞こえない。炎を囲むのは50代、60代以上の大人ばかりである。団塊の世代と呼ばれる人たちが子供の頃を懐かしみ餅を焼き、たかんぽ酒を酌み交わす。脳裏に去来するは子供の頃のよき思いでなり。誰とも無くついつい「昔は良かったな~」と漏らしてしまう ・・・・・。              平成23年の正月も過ぎていく! gonn                                                            強風注意報が発せられた今日1月16日は午前10時になっても日陰には厚い結氷があった。気温2度である!

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実施日は平成23年1月16日(日)12:00火入れ!(リセットしていませんでした。)

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コメント / トラックバック1件 to “正月行事 「どんどや」”

  1. gonntarou 1月 19, 2011 @ 5:23 am #

    カメラの日付のリセットが出来ていませんでした。すみません!実施日は2011/01/16 12:00です!!

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